openSUSE12.3をインストール

新規インストールしたつもりなんですが、結果、ちょっとわけの分からんことになりました。(後述)

ちなみに、本テキストを読むための事前情報として、以下を踏まえて読んでもらえると有りがたいです。

なので、本来は、『酔っぱらいにLinuxのインストールディスクを渡すと、こんなに悲惨な出来事が起こります』というテキストになるはずだったんですが、さほどの大騒ぎもありませんでした。

ああ、後、アップグレード、インストールの前には、当然ながら、必要なデータのバックアップは忘れずに。(今回、この手順は、酒が入る前に済ませた。)

openSUSEインストーラの入手

国産ワイン、一本目を空にした頃、software.opensuse.org: openSUSE 12.3 のダウンロードのページから『ネットワーク』版をダウンロード。

『ネットワーク版』とは、例えば、Debianで言うところの『〜netinst.iso』に相当するもので、ブートローダとごく小さなインストーラをセットにしたISOイメージ。それ以外の必要なパッケージは、ネットから落としつつインストールするという形式で、サイズが小さいため、容量の小さなメディアにでも焼けるというメリットがある。

フルサイズのイメージから入れたいというのであれば、4.7GのDVDイメージがあるし、LiveCDイメージもあるんで、好きなものを落とせばいいと思うけど、僕は、DebianにしてもSUSEにしても、この形式のインストーラを好んで使わせてもらっています。

『/homeを別に』がデフォルトに

そんで、そんで。落としてきた240MB程度のインストーラをDVDに(なんて贅沢! これしかなかったの。)焼いて、焼きあがって出てきたものを、もう一度、突っ込んで、マシンを再起動。

立ち上がるインストーラは、前Verのものとも、色彩的に黒っぽい以外、さほど違いはない。

ちなみに、インストーラの起動に際し、僕が選んだオプションは以下。

以上で、インストール(英語のメニューだったら"installation")を選び、実行。

ライセンス画面を進み、言語とキーボードを選択すると、『新規インストール』か『既存のシステムの更新』の選択肢がラジオボタンと共に出るので、システムの澱を一掃したい気持ちで『新規インストール』を選択。後は、ほぼ『次へ』の連打。尚かつ、インストールディスクを焼いて、ここに至るまでに、缶チューハイ500mlを二本空ける。

一つ、おおっ?と思ったのが、パーティションの設定画面にて、『/homeパーティションを分離して提案する』(/home以下を別パーティションにする)という項目に、勝手にチェックが付いている。openSUSEとしては、デフォにするまではいかないんだけど、この設定を推していきたいと、そういうことか。そういうことなら受け入れようじゃないか。

それから、『新しいユーザの作成』画面で『このパスワードをシステム管理者用のものとしても使用する』って項目があって、何もしないと、勝手に、ここにチェックが入ってるんだけど、これが嫌だ(rootは違うパスワードで運用したい)という人は、忘れずに、ここのチェックを外してください。僕は提案の通りの設定を受け入れました。

で、諸々設定を済ませて、パッケージのダウンロード&インストール。うちでは、3,40分、いや、もうちょい掛かったかな? そして、この間に、二本目の国産ワインも終了。(ネット回線はQit光VDSL。回線もISPもUCOM。公称100Mbps。実効下り40Mbps、上り10Mbps。)

それが終わると、様々な後片付け的な設定を幾つか済ませ、それが終わると、いきなり再起動へのカウントダウンをおっぱじめる。一旦シャットダウンし、再起動するときに、ギリギリでいいので、DVDを抜こう。うちのマシンの場合、そのタイミングでしか抜けなかった!

再起動すると、すぐ使える……わけではなく、その前に、自動設定。文字通り、SUSEの方で勝手にやってくれるので、おとなしく待ってると、その内に終わる。氷結350ml終了。

グラフィック周りで転倒!

そうして、自動設定の後、(自動ログインして、)KDEが立ち上がったところで、画面が、黒と緑の砂嵐。ああ、やりやがった。おまけに固まってしまったため、コンソール画面にも移行できない。

再起動。今度は、デスクトップが無事表示されるも、Firefoxを立ち上げたところで砂嵐。おまけに固まってしまったため、コンソーr(以下略)。

しかし、運さえ良ければデスクトップまでいけるぞということが判明したため、懲りずに再再起動。上手いことデスクトップが立ち上がったので、スパークリングワインをあおりながら、神に祈りつつ、YaSTを立ち上げ、nVidiaのリポジトリ( ftp://download.nvidia.com/opensuse/12.3/ )を追加し、更新、そこから、ドライバのインストール。

これで再起動を掛け、不具合も治って、事なきを得たので、ウメッシュで乾杯。結局、何がまずかったんだ。ぼろいからか? うちのマシンがぼろいからか? ええ?

なぜか前の環境が残ってる

というわけで、きちんと画面を見れるようになり、さあ、12.3だ!と改めて、二缶目のウメッシュで乾杯しようとしたところで、ふと気づく。

さけるチーズのスモーク味(゚д゚)ウマー じゃなくて、この壁紙、俺が、12.2で設定してた壁紙じゃないか? 現バージョンにしろ、前バージョンにしろ、デフォで収録してた壁紙だったらば、まあ、偶然、使われることもあるだろうけど、なにせ、僕が設定した壁紙というのは、openSUSEがデフォルトに採用するには、あまりにも、東方臭、美咲臭が強すぎる壁紙なので、これは間違いなく、僕の旧環境のデスクトップだ、と言い切れてしまうわけです。

それ以外にも、バックアップから復元していない自分で作ったファイル、デスクトップ壁紙や他人には言えないアレヤコレヤに使うために収集した虹絵集、アプリケーション群のユーザ設定、選択されているデスクトップテーマ等など、すべて、そのまま残っている。これは、間違いなく、12.3前の、12.2だった時のままの、うちのPCである。

という事は何か? このマシンは、12.3にはなってないってことか? だって、そうじゃないか。『新規インストール』を選んだ(はずな)のに、前の環境のものが残っているんだ。という事は、12.3がインストールできずに、12.2のままだってことだ。

しかし、KInfoCenterによると、このシステムは、間違いなく、openSUSE12.3であるという。よくよく探すと、12.3でデフォルトにされるはずのテーマと壁紙も、きちんとインストールされていた。

それならば、残る可能性は、たった一つ。

『新規インストール』と間違えて、『既存のシステムの更新』のラジオボタンをオンにして、インストーラを進めてしまった、かもしれない。

しかし、その割には、ユーザの作成もしたし、そのためのパスワードも考えた。これについては、『〜という気がする』などのレベルの話ではなく、きちんと記憶がある。現に、今目の前にあるシステムは、その新しいパスワードでログインしたんだしね。

結局、何だか、さっぱり分からんままだけども、結果オーライと言えば、まあ、結果オーライ。インストールも済んだ上に、データの復旧の手間もないんだったらいいでないのさ、という思いもあるものの、「そんなヘベレケで大丈夫か?」と聞かれれば、「大丈夫じゃない。大問題だ。」というわけでございまして、つまり、総括としては、こんな感じでしょうか。

インストール後

色々あったものの、これで12.3です。

インストール後、すぐにしたことは、MozillaThunderbird(これについての個人設定も残っていた……)のインストールと、インストール時にオフにし忘れた『自動ログイン』機能、これの解除。

後は、もう、まんま、全部、残ってたからね……。もう、ホントに、何なんだ……。

それから、えっと、確か、Mozcがオフィシャルなリポジトリに入ったらしい……とか、日本語フォントが幾つか整理されてたり、いろいろ、変更点はあるようです。

が、アップグレード(インストール)終わって、その上で、このテキストを書いてますが、諸々の使用感については、ほぼ12.2と変わりなし!と言っておきましょう。もちろん、いい意味でね。KDE4の熟成も含め、非常に良いものですねえと。

壁紙とデスクトップテーマ、アプリケーションの外観を、多分、openSUSEの人たちが想定したであろうデフォルトの姿に戻したものを眺めてみたけれど、これはこれでカッコいい。

黒基調なんだけど、その黒も、いわゆる、漆黒を思わせるたぐいの、いわば、厨ニ病じみた黒ではなくて、もう少し明るい黒。その上の各所に、くすんだ黄緑のワンポイントが灯るテーマ。不思議と落ち着く。壁紙、草のつるに佇むGeekoがカワイイ。無理やり比喩的に表現するなら『月明かりの密林』とでもいうか……。

ウインドウとアプリケーションは、12.2のデフォだったOxygen。ウィンドウの印象だけ浮いてしまうんではないかとも思ったんだけど、さほど気にならない。色スキームは、その名もズバリ『openSUSE』という、ところどころに緑色をあしらった配色に変更。

見てて疲れない。という印象。とても良いのではないかと思います。

まとめとしては、そうだな……。かもん、じょいなす。おいでよ、openSUSE!ということで、皆様にもおすすめしていいんだと思うんだ。

そんなこんなで、グッダグダなインストール/アップグレードレポートでした。頑張って校正してみたけども、そもそも、酔っぱらいの書いた文章っつうのはダメですね。

しかし、『いやぁ、何だかわからんかったけども、酔っ払いながらも頑張ってLinuxをインストールする、そんなダメな大人の有様を楽しませてもらったw』というならね、僕自身ぁ、本望です。……読みづらかったら、ごめんね。

より詳細なインストールガイドをお求めの向きには、openSUSE ドキュメンテーション スタートアップ 『1.3. openSUSE のインストール』を読んでみてください。

というわけで、また、何かの際にお会いしましょう。では。