Debian squeezeにCompiz-Fusionを入れる

元々は、Debian Lennyに於ける記事だったものを、Squeeze向けに書き直しています。デスクトップ環境はGnome2。

目的は、簡単な3Dデスクトップ(端末エミュレータの背景透過やウィンドウの影程度の)効果。ワークスペースのキューブが厄いぐらいにグルングルン回るとか、そんなことまでは求めていませんので、その手の情報を求める方のお役には立てないと思われ……。

(でも、あのデスクトップキューブって、完全に趣味の世界——ああ、俺、今、ものすごく慎重に言葉を選んだ。——だよね。一度やってみたけと、約半日で虚しくなってエフェクトを止めてしまった。)

グラフィックドライバの導入

まずはデフォルトで入っていたグラフィックドライバが3Dに未対応なので、non-freeから3D対応のプロプライエタリなドライバを入れますんで、non-freeのリポジトリを追加してください。

うちのDell機のグラフィックは、nvidia(オンボード)。以下のパッケージをインストール。

nvidia-kernel-*.*.**-*-* の*の伏せ字部分は、使っているカーネルのバージョンNoやアーキテクチャに対応します。各々の使用しているlinuxカーネルのヴァージョンに合わせて選択のこと。これ以外の必要なパッケージは依存関係で自動的に入ります。

この辺の作業はSynapticを使ったほうが、見て、確認して選べるので、間違いは少ない(システムの重要箇所に関わる作業なので、ミスはない方がいい)でしょう。コマンドラインからやる際には、実行前の確認画面を、これでもかというくらいに確認してください。

そんでもって、インストールしたドライバを有効にするために、管理者権限で、以下。

# nvidia-xconfig

これで、新しいドライバが有効になっている(/etc/X11/xorg.confができていて、その中身のSection "Device"の"Driver"の項目が"nv"から"nvidia"になっている。大丈夫だと思うけど、一応、確認しておくと良い。)ので、PCの再起動をかけて、ドライバのインストールは完了。

Compiz-fusionのインストールと起動

まず、以下のものたちをインストール。依存関係でインストールされるものも含め、こんな感じであったと思われる。曖昧で申し訳ないです。

違っていたらまずいので、念の為、これもSynapticで『compiz』で検索して出てきたものから探して、必要そうなものがあれば、自己責任で追加を……。apt-getなりaptitudeでやりたい人は、より確かな情報を他所で探した上でおねがいします。

プラグインに、compiz-fusion-plugins-extra とか、compiz-fusion-plugins-unsupportedとかが入ってるけど、本当に簡単な3Dデスクトップでいいなら、compiz-fusion-plugins-mainだけでいいのかもしれない。試してみて。

えー、続いて、端末エミュレータから $ compizを実行。すると、compizの効果で、例えば、パネルを背景透過させたりしてみると、その下に影がついたりすると思います。この状態でひとまず成功です。

後は、『自動起動するプログラム』に、compiz というコマンドを登録(名前と説明は適当につけて)すると、起動する度、自動でcompizが起動する状態になります。ログインし直してください。すぐにcompizが有効になっているはずです。

補足的なお話

上のcompiz関連のパッケージから、『compiz-fusion-icon』を外してあります。

『compiz-fusion-icon』の主な(というかほぼすべての)役割は、ウィンドウマネージャの切り替え、compizの設定へのアクセス(compizの起動/終了も?)でした。しかし、ウィンドウマネージャの切り替えも設定も、compizconfig-settings-managerを入れれば、単体でできるものですから、インストールするパッケージから外しました。実際、僕の環境でも、アレなしで、compizの機能は成り立っています(加筆修正時現在、『いた(過去形)』)んで、問題はないと思われます。

が、しかし、あのアイコンが『compiz稼働してます!』っていう目印でもあったので、ステータス的に、あのアイコンが通知領域にないと嫌だ!という方は、別途、インストールをおねがいします。

それと、compizとセットで使われることの多かったウィンドウマネージャ『Emerald』ですが、気がついたら、Debianのリポジトリから消えてましたね。Lennyまではあったんでしたっけ? 残念でした。