Xubuntuに出戻る

そう。出戻ったわけ。

理由? 特にないんだけども、強いて言うなら、やっぱり、自分のマシンを、一回、クリーンな状況に戻したかったんだ。だから、クリーンインストールさえできれば、openSUSEでも良かったんだけど、なんでか出来なかったので、openSUSEを潰す形で、Xubuntuに入れ替えたわけ。

今になって思えば、パーティションの手動設定なんかをすると、きちんとHDDをフォーマットしなおしてくれたのかなとか思うわけだけど、時すでに遅し。

なんで、せっかくだから、インストールレポートみたいなことでもやっとこうと思った次第。

話は、今日から、2週間ほど前。つまり、13.04リリースの一週間前という微妙なタイミングでインストールしたわけで。なので、Xubuntuのヴァージョンも、現行最新の13.04ではなく、12.10です。

Xubuntuの導入

Xubuntuは、以前にも使っていたのだけども、僕の場合、Ubuntuを入れてから、xubuntu-desktopパッケージをインストールする形の導入方法だった。

しかし、実は、この方法、せっかく軽量、軽快なXubuntuの特徴を、別段使いもしないUbuntuOneクライアントやらLensやらにまつわる余計なアプリケーションの自動起動などで、余計なメモリやHDD容量を食ってしまうはめになるという、最低な手順だった。

なので、その反省を生かし、今回、僕が採用したのは、とてもシンプルに、xubuntu.orgから直に落としてきたXubuntuのLIVEイメージを落としてきて使う という方法だ。

やることは、そのまま、Get Xubuntu « Xubuntuから、お好きなヴァージョンのお好きなアーキテクチャ版のISOイメージを拾ってきて、CDに焼いて、インストール。この辺の手順は、解説され尽くした感があるので、今回は省略。Xubuntuの公式から拾ってくるなら、BitTorrentクライアントが必要。

ちなみに、僕は、12.10の64bit版をもらってきて、DVDに焼きました。

12.10にて採用されているデスクトップ環境、Xfceは、Ver.4.10。*

Ubuntuとの違いは、さっきも書いたように、UbuntuOneやUnity、Lensなどの、昨今のUbuntuならではの目玉機能の多くが省かれている。さらにXfceの軽快さも手伝って、スタートアップに登録されたプログラムも少なく、起動は、より早い。

配布ISOイメージの肥大化を避けるために、本家で省かれたGIMPなどのソフトウェアの他に、Xubuntuでは、LibraOfficeも入っていないので、必要であれば、apt-get、もしくは、Ubuntuソフトウェアセンタから。

あと、そのUbuntuソフトウェアセンタも、なぜか、挙動がモッサリしている。なので、一番最初に、APTのGUIフロントエンドであるsynapticを、sudo apt-get install synapticでインストールして、そっちを使うのも手だ。

日本語環境について

日本語については、このままで問題ない。インストール時にlocaleを日本に指定すれば問題なし。

そろそろ気づいている人も多いだろうけど、Ubuntuの実用に際し、Ubuntu日本語Remixは、それほど重要ではない(が、別に、日本語Remixの存在意義を否定する気もない)。元々の多言語対応で十分実用に足りる。

そう言えば、今回は、日本語Remixのリリース遅いなあ……。普段から、こんなだったっけ? なんかあったのか?

いきなりやってきた13.04

冒頭でも言った通り、12.10を入れたんだけど、入れて一週間くらい(2013年4月25日)に13.04がリリースされた。なので、アップデートマネージャからアップグレード。

長いことUbuntu派生を使っている人は知ってると思うけど、Xubuntuも例に漏れることなく、新しいヴァージョンのリリースが出ると、アップデートマネージャを立ち上げた時に、アップグレード可能を知らせる表示が、ボタンの形で出てくる。

今使ってるヴァージョン(この場合、Xubuntu12.10)に適用できるアップデートがあるなら、それを適用してから、アップグレードのボタン(『新しいリリース xx.xx(バージョン番号) が利用可能です』とか何とかの文言を伴った『アップグレード(P)』という名前のボタン)を押すと、アップグレード作業が開始されるので、ところどころ、ダイアログの質問にボタンなどで答えていくだけ。

アップデート自体は、うちのデスクトップ(AMD Athron64 X2 5600+/メモリ4G)で以って30分くらい? モウチョイかかったか? そのくらい。

我が家には、これの他に、もう一台Xubuntu(Ubuntu+Xubuntu-desktop)が稼働しているマシン(AtomN280、メモリを2Gの、Asus製のネットブック)があるんだけども、こっちでは、2時間くらいかかった。多分、CPUが遅い。

12.10から13.04には、さほどの変更点はない。特に、見た目に『変わった!』と実感できるようなところは、尚更、ない。例によって、カーネルが新しく〜とか、○○がver.x.xに〜とか、そういう変更点が主だ。

そして、このように、今回は、アップグレード組として突入したせいで、LiveCDのことについてはさっぱりわからなかったのだけれど、今回の13.04から、XubuntuのISOイメージも、ついに、CDに収まらなくなった。

13.04 « Xubuntuによると、こういうこと。

Also starting with 13.04, the Xubuntu images will not fit on standard CDs. This is an effect of changing the target size to a 1GB USB device. To install Xubuntu 13.04 and beyond, you will need other media such as a USB device or a DVD. The Xubuntu 13.04 image size is approximately 800 MB.

13.04 « Xubuntuより引用。

訳:『また13.04から、XubuntuのISOイメージは一般的なCDに収まらなくなるだろう。これは目標?サイズを1GBのUSBデバイスに定めた結果だ。13.04とそれ以降のXubuntuをインストールするには、例えばUSBデバイスやDVDなどの、CD以外のメディアが必要になる。Xubuntu13.04のイメージサイズは凡そ800MBだ。』

いろいろと多機能、高性能化すると、なかなか一定のサイズに収まり続けるのは、難しいんでしょうな。

僕のセッティング

ここからは、Xubuntu12.10から13.04に於ける、僕の、個人的なセッティング。この辺は、半ば独り言。

ディレクトリ名は英語のほうがいい

ディレクトリの名前を日本語から英語名に。この『日本語ディレクトリ』って、お節介だよね。コマンドラインから扱うときには、この気遣いが邪魔なのよ。

$ LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update

上を実行し、出てきたダイアログを確認し、『二度と確認しない』、もしくは、英語で『Don't ask me this agein』となっているチェックボックスにチェックを入れた上で、『Update Names』というボタンをクリックし、完了。ユーザディレクトリ以下が英語名に。

この時、『Desktop』ディレクトリが生成されるのと同時に、『デスクトップ』ディレクトリも残ることがある。この場合、適当な空ファイルや空フォルダを作成し、その内容が英語名の『Desktop』ディレクトリに反映されていることを確認してから、日本語の『デスクトップ』ディレクトリを捨ててしまおう。『Desktop』に反映されず、まだ『デスクトップ』が使われているようなら、一度、ログインし直すかなにかすると、『Desktop』の方に切り替わるはずだ。

ufwを始めとするセキュリティ関連

ufwを有効にし、default denyに設定。ufwを有効にしてから、デフォルトの設定で、(外から来る)要求を、すべて拒否。

$ sudo ufw enable

$ sudo ufw default deny

さらに、clamav、chkrootkitをインストール。

$ sudo apt-get install clamav chkrootkit

clamavは、/sysディレクトリで従来通りのエラーを出すけども、そこで固まることはなくなったようだ。華麗にスルーし、他のファイルのスキャンを続行した。それでも気になる場合は、--exclude-dirオプションで/sys,/proc,/dev辺りを除外してスキャン。

$ sudo clamscan -r -i --exclude-dir=^/sys\|^/proc\|^/dev /

上の、-rオプションは『(指定ディレクトリ以下を)再帰的にスキャン』。-iオプションは『感染ファイルのみを出力』。僕自身もそうなんだけど、端末が何も状況を返してくれないと不安になる、という人は、-iオプションを外す。スキャンの経過がズラーッと流れていくのを見てるのも楽しい。何て言うか、無になれる。

Firefox周り

FirefoxのUbuntu専用Addon、xul-ext-ubufox と firefox-grobalmenu の二点を、Xubuntuのパッケージ管理から削除。(Firefox本体のアドオン管理のページからは消せない。)

$ sudo apt-get purge xul-ext-ubufox firefox-grobalmenu

別に消さなくてもいいんだけど、以前(Ubuntuの7.04だったか7.10だったか)に、ubufoxと日本語入力が衝突してFirefoxが落ちるというトラブルが、僕の環境でも、多くのUbuntuユーザの間でも、多発した時期があり、それ以来、僕は、ubufoxに対して、いい感情を抱いていない。grobalmenu(Unityのパネルにツールバーを出すためのアドオン)についてはXubuntuでは使わないから外す。

FirefoxのAddonには、Add To Search Bar(検索バーに任意の検索エンジンを追加)、Tab Mix Plus(タブ機能拡張)、Brief(RSSリーダ)、DoNotTrackMeの4つ。少ない?

Firefox Sync無効。検索バーからはGoogleの検索を外している。代わりに、現在入っているのは、Bing、DuckDuckGo、wikipedia(ja)、amazon.co.jp

その他

グラフィックドライバは、nvidiaのプロプライエタリな奴をインストール。(スタートメニュー→『設定マネージャ』→『ソフトウェアソース』の『追加のドライバ』タブ)

日本語入力は、ibus-mozcをインストールし、ibusの設定画面より、漢字変換にmozcを選択。openSUSEから抜き取ってバックアップしてあった、html編集用のユーザ辞書(自作)を登録。

スクリーンセイバーは、ブランクスクリーン。

メーラとして、Mozilla Thunderbirdが重たいので、代わりに、sylpheedをインストール。

$ sudo apt-get install sylpheed

gftpをインストール。ftpクライアントは、なんだかんだ言いつつ、これが一番使いやすい。

$ sudo apt-get install gftp

CD Ripperに、Asunderというソフトを採用。

$ sudo apt-get install asunder

Asunderは、CDもすべてスムーズに読み込め、デフォルトで登録されたCDDBも情報量が多く、洋楽の日本限定版や邦楽(浜省、オフコース、Feel So Bad)の情報もきちんと入っていた。ogg vorbisへのエンコード速度も、ごく標準的な範囲内。

Xfceのテーマは、Xubuntuデフォルトのまま。パネルの透過度合いを強くしたくらい。アイコンも、xfce-look.orgなんかで探して試したけども、デフォのヤツのほうが見やすい。

ちなみに、Xfceにアイコンをインストールするには、自分のユーザディレクトリに、『.icons』というディレクトリを掘って(つまり、/home/user/.icons/ )、その中に、アイコンのセットを——だいたい、配布時は、フォルダにアーカイブされて圧縮されているだろうから、解凍して出てきたフォルダごと。——放り込む。あとは、設定画面で、インストールしたアイコンセットを指定してやればOK.